Gnus-versions

● Gnus の版について
            GNUS  3.1x
            GNUS  4.1     Emacs 19.28 に付属
            Gnus  5.0.15  Mule-2.3@19.28 で動く最新の Gnus

 ○ ここから下を使うには(事実上)Emacs-19.34 以降が必要
       Ding Gnus  5.      Emacs 19.30 に付属
                  5.1     Emacs 19.34 に付属。ただし 5.0.13 相当
  September Gnus  5.2
                  5.3
        Red Gnus  5.4
                  5.5     Emacs-20.{2,3} に付属
    Quassia Gnus  5.6     Semi-gnus はこれが元になっている。

 ○ ここから下を使うには Emacs-20.3 以降が必要
Pterodactyl Gnus  5.8(?)

  GNUS-4.1 と Gnus-5 を比べると XOVER を使っているため
  大変速くなっているということが重要。
  ただし、それ以前の版、例えば GNUS-3.14 などに patch を当てて 
  XOVER を使えるよう  にすることも出来る
  (近藤雄公さん:
  Felix Lee が作ったパッチで 3.14 なんかは xover 可能でした。)

● MIME の拡張という意味では
  ・Mule-2.3@19.28 + tm-7.106 
  ・5.6 + gnus-mime (+SEMI)
  ・Semi-gnus       (+SEMI)
  ・Pterodactyl Gnus 
  という選択がある。

● Semi-gnus の最新版は
   6.8.19 (based on Gnus 5.6.44; for SEMI 1.8, FLIM 1.8/1.9) 
     (などがある)
   その枝達として、以下のようなものもある。
     Shoe-gnus 
     T-gnus
     Chao-gnus
   枝の説明は Shoe-gnus 附属の README.branch が詳しい。

● MIME の機能を使う時 
   Mule-2.3@19.28  は (大盛 package)tm-7.106 を使う
          (APEL だけなら NEmacs 以降、何でも大丈夫)
   Mule-2.3@19.34 以降は 
    APEL + FLIM + SEMI あるいは
    APEL + FLAM-DOODLE + WEMI などと組合せて使う。
    (多分この二通りの組合せで使っている人が多い)

● いま日本語で MIME なら Semi-gnus がおすすめ。
   Semi-gnus を使うなら Emacs-20.1, Meadow 1.00 以上が必要
   (もっとも Meadow には Semi-gnus が初めから付いて来る)

●ここに書いた説明の他に、山岡さんが用意されている
  ものを使うと、Semi-gnus pGnus を Mule-2.3@19.34 で使うという
  ようなことも出来る。

ここの情報を集めるに当っては、fj.news.reader.gnus にて、

守岡 知彦さん
中治 弘行さん
近藤 雄公さん
の皆様にいろいろ教えていただきました。
Reference:
History of Gnus
http://www.gnus.org/history.html
Semi-gnus FAQ (日本語)「Semi-gnus って何」など。
http://www.mdcnet.co.jp/~keiichi/semi-gnus-faq-ja.shtml
Semi-gnus に必要な Emacs の版は ?
http://www.mdcnet.co.jp/~keiichi/semi-gnus-faq-ja.shtml#Q1.3
Semi-gnus and branches
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/semi-gnus/snapshots/
Semi-gnus Mailing List
http://www.mdcnet.co.jp/~keiichi/semi-gnus-faq-ja.shtml#mailing-list
山岡さんの library
http://www.jpl.org/elips/